味方。

人と話していて、
自分が言いたいのはそういうことじゃないんだよなとか、
この人とは考え方が違うなとか思うことがある。

そんな時、否定して相手と気まずくなるのは嫌だから、
もうそれでいいやってスルーしてしまう。

でもたまにこっちの意図が(わりと正確に)伝わったと思ったり、
相手の話がちゃんと腑に落ちたりした時、
ああ理解者がいるな、と感じる。

理解者がいるのは、うれしい。
理解者と話すのは、楽しい。

もちろん他人のすべてを理解するなんて不可能だ。
そんなことにも気づかずに「理解したつもり」になる人もいる(自分もそうかもしれない)。
でも理解しようとしてくれるだけ、ましだ。


私は物事を小難しく考えたりネガティブに捉えたりしがちなので、
人に理解してもらえないことが多い。家族でもだ。
理解者がいないのは、孤独だ。

この人にはわかってもらえる、
この人の考えていることがわかる。
そういうお互いにとって「味方」になる人を見つけた時は、
もっと話したくなるし話を聞きたくなる。

たとえ向こうはそう思っていないとしても、
簡単に会って話せる人じゃないとしても、
自分には味方がいる。

もしも死にたくなったら、
そのことを思い出そうと思う。