術後1日目~3日目 [子宮全摘手術]
手術後1日目。
鼻から酸素吸入、左腕に血圧計と心電図と酸素濃度を測る器械、
右腕に点滴、腰に硬膜外麻酔、尿の管…と全身管まみれ。
朝、肺とおなかのレントゲンを寝たまま撮る。
血液検査もする。
38℃以上の熱があってぼーっとする。
アイスノンやら冷えピタやらで冷やしながら、
半分寝た状態で過ごす。
食事が出たような気がする(覚えてない)。
ほとんど食べれない。
点滴が外れる予定だったけど、
手術で1リットルの出血(!)があって貧血がひどく、
食事もほとんど取れないので続行。
この日は寝たり起きたり。起きててもぼけっとする。
手術後2日目。
おなかのガスがちょっとだけ出る。
だいぶ下がったけどまだ熱があってぼーっとする。
ぼーっとするのに看護師さんに喝を入れられてベッドから立つ。
立てたので尿の管を抜いてもらう。
自分でトイレに行けるようになったけど、
点滴が邪魔…。
相変わらず食べれない。
手術後3日目。
朝、先生の回診。
おなかに聴診器をあてると変な音がするので、
車いすに乗ってレントゲンを撮りにいく。
腸の動きが鈍くガスが溜まりまくっていることが判明、
また絶食…。
抗生物質を変えて腸が動くのを待つことに。
点滴外れないし食べれないので超凹む。
手術当日 [子宮全摘手術]
…と言いつつ昨日退院してきました。
思い出しながら書いてみます。
手術当日、絶飲食。
10時ごろから点滴開始。
生まれつき血管が埋もれているのでなかなか針が刺さらない。
最終的に右手首に落ち着く。
12時半ごろ、血栓防止のストッキングを履く。
12時45分ごろストレッチャーに移動して、
麻酔を効きやすくするめたの筋肉注射。めっちゃ痛かった…。
頭がぼーっとしてくる。
13時すぎ、ダンナと実家の両親に見送られて手術室へ。
うわ怖いパニック発作くるーと思ったけど、
いろんな人がわらわら集まってきて準備を始めるとなぜか落ち着く。
横向きに丸くなって硬膜外麻酔を腰にしてもらう。
体がかたいので大変。
看護師さんが体を押さえつつ、手をさすってくれる。
仰向けになって全身麻酔の準備。もう眠い。
眠ってから気管に管を入れたらしいのだが全く覚えてない。
尿の管も寝てる間に入れられていた。
5時間後。
気がついたら病室のベッドの上。
よく覚えてないけど家族がいなかったので、
たぶん摘出した子宮を見ながら説明を受けていたのだと思う。
とにかく眠くて頭がぼーっとする。
誰からか分からないけど子宮と大腸が癒着していて、
それを剥がすのが大変で予定より時間がかかったと聞いた、気がする。
そしてひたすら眠る。
しかし夜中に消化液が上がってきてたらしく、
ぶどうジュースみたいなのを何度か吐く。
麻酔はこれがあるから嫌だ…。
長い1日が終わる。
…ってほぼ寝てたけど。
入院1日目 [子宮全摘手術]
看護師さんから説明を受ける。
昼食は普通食。
ナスがきつかった…。
午後は剃毛して、
3時ごろシャワーを浴びる。
5時過ぎに担当医師による診察。
子宮のエコーも最後。
6時に夕食。普通食。完食。
8時、浣腸…。
3分ぐらいは我慢したよ。
今日は何もない時はテレビ見たり読書したり、
普段の休日みたいでした。
10時前には眠剤飲んで寝ます。明日の午後手術です。
手術の説明 [子宮全摘手術]
MRIは3割負担で7000円ちょっとでした。
本日はその画像をもって主治医のK先生のもとへ。
母と旦那と3人で説明を受けてきました。
MRIの画像を見ながら説明。
新たな筋腫(ちっちゃいの)が多数発見される。
(今回手術する原因になったデカイのとは別の筋腫ちゃん)
そして卵巣のう腫。
子宮内膜症が卵巣に発症したものらしい。
子宮内膜症は尿管や大腸に出ることもあり、
そうなったらかなり厄介だけれども私はセーフとのこと。
とりあえず子宮をぜんぶ取って、
卵巣の中の子宮内膜を除去して(無理だったら卵巣摘出)3時間ほどの手術。
かたっぽの卵巣は無事なので、
悪いほうの卵巣を摘出しても更年期障害にはなりません。
まあ大丈夫そうですよ。
びびってた母も安心して帰りました。
ついでに母が「筋腫の原因はなんですか?」と聞いたところ、
遺伝的要因が大きいとのお答え。
そういえば母の叔母が筋腫持ちだったらしく、
おなかがスイカみたいに腫れてたとか。
あ。手術前日か当日に生理になりそうなの、
先生に言うの忘れてた。大丈夫かしら。
MRI [子宮全摘手術]
車で行ったのだが、
途中にある国道の高架でパニック発作でた。
でたけど強行突破してやったぜ。
(高架だから車停めるとこがなかったんだよね)
30秒ぐらいでおさまったけど、
こんなんで大丈夫なのか…MRI…。
無事病院に着きまして、
受付してコンタクト外してお着替えをして、
いざ撮影へ。
機械が新しくなってて、
おなかの上に盾みたいな物体を置かれた。
これがのちのちわたくしを苦しめることになる。
そして機械のなか(例の半円形の)に入ったとたん、
若干めまいがして気分悪くなった。
大丈夫ですか? って聞かれて、
大丈夫くなかったけどそれを言うのは大人として恥ずかしいとかおもた。
だから「大丈夫」なんて言っちゃって。
でも「気分悪くなったら押す装置」をむぐーと持って、
我慢してたら笑えなくなってた。
じゃなくて楽になってた。
そしてがんがんがんがん約30分。
おなかが…おなかの上の盾が重い熱い苦しい。
けど狭いし動けないし、きー!
とか言ってるうちに終了。
つかれた。
8年前よりつかれた。年のせい?
画像はCD-Rに焼いて渡されました。
(あ、MRIは手術する病院とは別の病院で撮りました)
明日それ持って主治医のところに行き、
家族(夫と母)と一緒に手術の説明受けてきます。
手術前検査 [子宮全摘手術]
尿検査、血液検査、心電図、胸部レントゲン、
内診と手術の説明で2時間半くらい。
午後は、
造影剤を点滴して腎臓と膀胱のレントゲン撮影、
内科の問診で1時間半。
どれも異常なく、
無事手術できることになりました。
お腹のレントゲン写真を見ると、
明らかに子宮の右側だけが大きかったです。
あとはMRIのみ。
2回目だから余裕!←
その後。 [子宮全摘手術]
お盆前に入院して、
24hTV当日ぐらいにはギリで退院できるかも。できんかも。
そんで明日ワクワク学校いてきます。
風雨が強そうだけど飛行機大丈夫なのか…ひこうき…(゜-゜)